ガレージハウスは市中心部や旧市街地の空地空家の再生活用を含めたまちづくりにも有効な手法といえます。なぜならビルトインガレージは特に小さい敷地で計画する場合に避けては通れないためです。
土地の広さが40坪前後の場合、一般的には住宅を建てるには適さないと思われています。ただそういう土地でも敷地条件と建物プランによっては、意外に住みやすい家ができる場合があります。
ただ建蔽率・容積率・斜線制限等の建築法規、周辺環境や眺望・採光など、さまざまな視点から検討することが必要です。
「ガレージハウス」というプランは、たんに目新しさを求めるのでなく、木造2階建というアドバンテージを最大にいかすことを考えていきつく結論でもあります。
その他、次のような利点もあります。
① 防犯対策をとりやすい
② 2Fリビングの場合、通行人等の視線にさらされない
③ 狭小敷地においても住みよいプランが実現可能