耐震改修が必要なのかどうかは診断を行ってみなければわかりません。耐震改修はやり方しだいでは費用が高くなりがちです。
いきなり改修工事をするのではなく、しっかり事前確認をすることが大切です。
参考までにここ数年の住まいは、新耐震基準で施工されているだけでなく、バランス計算なども行われていますので少し安心ですが、それはたんに現在の最低基準である建築基準法を満たしているにすぎません。
現行の新耐震基準といっても2020年に義務化される長期優良住宅(住宅性能評価基準)の耐震等級2に比べるとそれでもかなり見劣りする構造強度です。
リフォームも長期優良住宅制度がとり入れられるという動きもあるようなので、10年後を考えるとより構造強度のアップを考えておいた方がいいと思われます。