家ができるまでの流れ

 

家ができるまでの流れ

家ができるまでの流れ
 
自分たちで一から設計する注文住宅の場合、家に住めるようになるまで約1年前後かかるのが一般的です。
実際に家ができるまでの流れは次のようになります。
   
注文住宅
土地を探す
土地を所有していなければ、まず土地探しから始めることになります。不動産情報サイトや広告などをみて、希望地域の相場を調べ、不動産業者に問い合わせなどします。
土地価格自体も大変重要ですが、実際は建物の予算を考えて土地探しを行うことが必要です。
金融機関は、個人事業者などで特にその金融機関と付き合いがあって行うプロパー融資を除き、一般的にたとえ住宅を建てるためであっても土地のみの融資は行わないからです。
 
土地決定、住宅ローン申し込み(仮審査)
そして土地のめどがついたら、まず住宅ローンの仮審査申し込みを行います。
 
土地売買契約
住宅ローンの仮審査が通過したら、ローン特約をつけて、土地売買契約を行います。
 
住宅ローン申し込み(本審査)
土地と建物を一緒に住宅ローンを組むことが一般的なため、仮審査通過後本審査の申し込みを行います。
 
土地購入、地盤調査
地盤が弱いと建物が傾いてしまうので、土地購入後工事着工前に地盤調査をします。
地盤が弱ければ地盤補強工事が必要です。
佐賀市は粘土性の軟弱地盤であるため地盤補強は必須となり、予算組みにも影響してきます。
   
設計
設計監理委託契約
土地の売買契約の前後よりプラン概要は打ち合わせしていきますが、土地取引完了後具体的なプランの打ち合わせを始めることになります。
建築設計監理委託契約を締結して本格的な設計にはいります。
 
プランニング
敷地周辺状況や隣家の間取り等を考慮して、敷地のどの位置に家を建てるか、間取りはどうするか、窓の位置、内装や外装などの打ち合わせを行います。
 
建築確認申請
設計図面が確定した後、確認申請機関や役所に「建築確認申請書」を提出し、審査してもらいます。
「これで建てていい」という確認が下りたら「確認済証」が交付されます。
 
工事請負契約締結
支払条件、工期、図面と仕様書などをよく確認して工事請負契約を結びます。
瑕疵があった場合の保証なども確認していただきます。
   
工事
工事スタート
・基礎工事…地面に穴を掘り、鉄筋を配置してコンクリートで基礎を作ります。
・躯体工事…基礎の上に木で骨組を作り、外壁を張ります。
・配管配線工事…骨組のとき電気配線や給排水の配管を床下や壁の内部などに配置
 します
・内装工事…大工工事が終わると、各部屋の内装を仕上げます。
・設備機器工事…キッチンや洗面台、便器などを搬入、取り付けます。
 
建物完成
建築基準法に定められた完了検査を行い、検査が無事に終われば「検査済証」が発行されます。
 
融資実行・登記
建物の足場が取れたら、土地家屋調査士に表示登記の依頼をします。
また住宅ローン融資を受けるためには抵当権設定が必要になるため、金融機関での手続きと並行して司法書士に登記の依頼をします。
 
引渡し
入居のしおり等の書類の受け渡しとともに玄関鍵をお渡しして、建物の引渡しを行います。
引越しがすんだら新しい生活の始まりです。